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2013年 02月 26日
♪かようび~なしをふたつ たべました~ すみません、スペースの都合上、なしは一つです。 最後のポストイットアートに「はらぺこあおむし」を選んだ理由は… 長男がまだ幼稚園に行く前、専業主婦の私は、午前中公園→図書館→買い物→家を日課にしていました。 次男がまだ1歳で、何度もマンションの階段を往復するより、1回で済ませたかったのです。 図書館に「はらぺこあおむし」のビックブックと、市販のぬいぐるみがあり、長男はとても気に入って毎回楽しみにしていました。「借りて帰りたい」と言ったのですが、買い物にいけなくなるので、「じゃあ、お誕生日に借りて、友達を呼んでみんなで読もう」と約束しました。 誕生日の日、長男は自転車の後ろ座席に、ビックブックを大事にかかえて乗りました。 何回も、「大丈夫?」と振り向くたびに、満面の笑みでうなずいていました。 さすがにぬいぐるみは貸してもらえなかったので、フェルトで作りました。 長男が大きくなっても、捨てられずにとってありました。 それから10年。3男がやっと小学校に入り、私は夏休みの図書室開館ボランティアに出かけました。 そこにも、「はらぺこあおむし」のビックブックが置いてあったので、家からぬいぐるみを探して持って行きました。子どもたちは喜んで遊んでいました。夏休みが終わった時、私は学校用にあおむしのぬいぐるみを作り、プレゼントしました。 12月の図工展を見にいって、驚きました。1年生は「はらぺこあおむし」を題材にしていたのです。100枚のはらぺこあおむしの絵を見て、心が震えました。息子は「おかあさんのぬいぐるみを使って、先生がはらぺこあおむしを読んでくれた。」と言っていました。 その次の年、私は図書館支援員の一期生になりました。 記念すべき最初の読み聞かせは、もちろん、「はらぺこあおむし」でした。
by bell-book
| 2013-02-26 17:39
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